【成分分析】ハトムギエキスは毛穴にも効果的?副作用についても
ハトムギエキスは毛穴に効くと聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。
私自身、敏感肌で毛穴の開きや黒ずみに悩み、赤く炎症を起こすタイプの肌荒れを繰り返してきたので、毛穴や炎症に効果的な成分についてはよく研究しました。
その中でもヒットしたのがハトムギエキス。
今回はハトムギエキスが毛穴にどんな効果をもたらすのか、その理由と副作用についてもまとめました!
ハトムギエキスとは
ハトムギエキスと一口に言っても、じつはいくつか種類があるのをご存知でしょうか。ここでは種類ごとにその特性についてをまとめていきます。
ハトムギ種子エキス
ハトムギの種子から水やエタノールで抽出したものを指します。
ハトムギ種子発酵液
ハトムギ種子発酵液というものもあり、これはハトムギの種子を酵母で発行させることにより、さらに効果効能をパワーアップさせたもののことです。
加水分解ハトムギ胚
ハトムギの胚や胚乳の加水分解をして、乳酸菌により発酵したのち、ろ過して物を指します。
ハトムギエキスの毛穴への効果
ハトムギエキスには19種類のアミノ酸が含まれており、肌の乾燥を防ぎ保湿する効果があります。ここでは毛穴の開きや毛穴の黒ずみにどんな効果があるのか、相性の良い成分についてもまとめます。
毛穴の黒ずみへの効果
またハトムギに含まれるたんぱく質が肌のターンオーバーを促進させる作用もあるので、新しい角質を生まれ変わらせ、毛穴の黒ずみが生まれる根本的な原因から、肌を整えてくれます。
毛穴の開きへの効果
毛穴の開きは肌の乾燥によるものが大きいため、保湿効果の高いハトムギエキスはその点で効果的と言えるでしょう。毛穴の奥にうるおいを届け、なめらかで健康的な肌に導くことができます。また、過剰な皮脂分泌をおさえることで毛穴の引き締めにも作用してくれるのです。
相性の良い成分
グリチルリチン酸2kやアラントインという炎症を鎮静させる成分との相性がいいので、敏感肌で肌の赤みにお悩みの方にはこれらの成分が入っているスキンケアを選ぶのもおすすめです。
ハトムギエキスの副作用
前述したように、ハトムギエキスは毛穴の開きや毛穴の黒ずみにも効果的なということが分かりましたが、副作用はあるのでしょうか。
ハトムギ自体は食べ物や飲み物として接摂取することもありますが、肌から取り入れる場合には大きな副作用はないとされています。
もともと抗アレルギー作用がある成分ですので安全性が高く、敏感肌さんやバリア機能が弱った状態の方にも安心してお使いいただけます。
唯一気を付けた方がいい方は、ハトムギ自体はイネ科の植物になりますので、そのアレルギーをお持ちの方です。使用前に腕の内側などでパッチテストをしてからお使いいただくのがおすすめです。
パッチテストのやり方
- 皮膚の柔らかい腕の内側に、清潔な手で化粧品を塗布する
- 3日ほど様子を見て、かぶれなど問題がなければ、ご使用下さい
まとめ
ハトムギエキスについて毛穴の開きや毛穴の黒ずみへの効果と併せて、副作用についてもまとめましたが、いかがでしたでしょうか。
ハトムギは抗アレルギー作用のある安全性の高い成分です。敏感肌で化粧品で肌荒れしたことのある方にとっても、おすすめの成分と言えます。
敏感肌で肌に赤く発疹が出て、毛穴は開きボロボロだった私が毛穴レスなノーファンデ肌に慣れたのは、ハトムギエキスを高配合した毛穴エクストラクションローションのおかげです。
ハトムギエキスと相性の良いグリチルリチン酸2kやアラントインという炎症を鎮静させる成分を同時に配合し、敏感肌で肌の赤みにお悩みの方にも安心してお使いいただける処方を組んでいます。
「毛穴エクストラクションローション」を使いはじめて5か月、私の肌がどう変化していったのか気になる方は、是非こちらの経過レポートをご覧ください。
この記事がどなたかの参考になれば幸いです。