【成分分析】アラントインは赤ら顔にどのような効果があるのか、徹底解説します!
アラントインは赤ら顔にどのような効果があるのか、副作用についてや相性の良い成分、おすすめのスキンケア用品についてもまとめています。
赤ら顔や酒さ、毛細血管拡張症など肌の赤みにお悩みの方は是非チェックしてみてください。
アラントインとは
アラントインとは、炎症の鎮静や傷ついた皮膚組織を修復する作用がある成分です。もともとは羊の羊膜から発見されたといわれており、「アラントイス」という羊膜を指す言葉から「アラントイン」という成分名になったという由来があります。
現在ではタバコ種やヒレハリ草根からも抽出されています。またカタツムリの粘膜にも含まれているので、カタツムリの自己治癒力が高い理由はアラントインが作用していることが関係していることがわかります。
アラントインの効果
前述したように、アラントインは抗炎症作用、組織を修復させる作用が認められています。出血を止めたり痛風などの痛みを和らげたりする効果もあります。
また痒みやかぶれ、火照りや腫れなどを鎮めることから、赤ら顔や炎症ニキビにアプローチする成分として広く知られているのです。
炎症が起き肌トラブルが続くと、肌のバリア期のは低下し、少しの刺激でも赤く反応してしまう弱い肌になってしまいます。
傷ついた皮膚組織を修復し炎症を抑えてくれるアラントインは、赤ら顔にお悩みの方だけでなく、痒みや発疹を伴いバリア機能が低下したお肌にも、救世主といえるでしょう。
アラントインの副作用
アラントインは医薬品、医薬部外品にも使用されており、あかぎれやしもやけ、赤みや痒みをお薬や歯磨き粉、リップクリームやシャンプーなどにも配合されている成分です。
10年以上にわたり様々な製品に使い続けきたアラントインですが、これまで副作用の報告はありません。肌の弱い方でも安心してお使いいただける成分といえるでしょう。
様々な臨床実験で科学的に安全性、有効性を確かめてきましたが、あらゆる刺激性はほど認められないと報告があります。
そのことから、赤ちゃん用のスキンケア用品や、敏感肌向けの製品として使用されることが多い成分となっています。
アラントインと相性の良い成分
アラントインと同じく抗炎症作用のあるグリチルリチン酸2kという成分があります。グリチルリチン酸2kは炎症の鎮静だけでなく抗アレルギー作用もあり、副作用も報告されていない安全な成分であることから、赤ら顔にお悩みの方や敏感肌の方におすすめの成分です。
アラントインとダブル配合することでさらに高い鎮静作用が期待できます。
また保湿効果の高いことで知られているハトムギエキスやグリシルグリシンという成分と一緒に配合することで、毛穴の開きにお悩みの方にもアプローチすることができます。
アラントイン配合のスキンケア用品
赤ら顔や敏感肌に悩み、炎症からくる毛穴の開きがコンプレックスだった私が立ち上げた【HANA LABO】というブランドから発売されているスキンケア用品は、すべての製品にアラントインが配合されています。
赤ら顔だけでなく毛穴の開きにもアプローチするようにハトムギエキスやグリシルグリシンを使用した処方を組んでおり、敏感肌の方でも染みずにお使いいただける仕様にこだわりぬきました。
HANA LABOの製品を使用して、どのように肌が変化したかをまとめた経過レポートもありますので、気になる方はチェックしてみてください。
まとめ
今回はアラントインという成分についての効果、副作用や相性の良い成分についてもまとめましたが、いかがでしたでしょうか。
赤ちゃんも使えるスキンケア用品にも使用されていますので、安全性が高く赤ら顔や敏感肌の方でも使いやすい成分です。
赤ら顔に悩んでいるけどスキンケアで肌荒れをしたことがある方、敏感肌でなかなか合う化粧品が見付からない方は、アラントインと併せてグリチルリチン酸2kやハトムギエキスなどが同時配合されている製品をしようするのもいいかもしれません。
この記事がどなたかの参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。