【実録】酒さと敏感肌と私〜酒さの原因について考える〜

赤ら顔、酒さ

酒さと私シリーズ、第三弾です。

前回の「酒さと私の奮闘記~改善編~「酒さとスキンケアと私」についてをご覧になってからお読みいただけると嬉しいです。

私はある日突然酒さとなり、少しの刺激でも赤い発疹が顔中、特に頬周りにできるようになってしまいました。

その時の様子は「~改善編~」で詳しく書いてありますので、よかったら見てやってください。

酒さとは

まず酒さとはそもそもなんなのか。

酒さとは何かの原因で肌が赤く反応し、炎症ニキビのようにも見える発疹が出る症状のことをいいます。

火照りやむくみ、痒みも伴う場合があり、特に頬を中心に反応が出ることが多く、首回りや鼻周り、顎まで広がる方もいます。

赤ら顔とも言われており、毛細血管拡張症という皮膚から血管が透けて見える状態と同時に起きる事も多いです。

実際私も、同じ時期に毛細血管拡張症を発症し、ずっと悩んでいました。

酒さの原因

ここでは酒さの原因について述べますが、実は酒さは原因不明の症状ともいわれています。さらに一つだけが原因というよりは、いくつもの原因が重なって発症することが多いです。

ですが、原因となる確率が高いものもわかっていますので、私の経験と併せてご紹介したいと思います。

お風呂やサウナなど暑い場所

まさに私は、お風呂がトリガーに当たります。熱い場所に長時間いると、顔中が真っ赤に火照り、ぶつぶつとした発疹が出始めます。一見赤ニキビのようにも見えます。

お風呂をあがって体が冷えてもそれは治まらず、肌にずっと残ってしまいます。。

寒暖差

例えば旅行で今いる場所から急激な温度変化のある場所へ移動したりすると、肌が気候の変化に反応し発症することもあります。

紫外線

長時間紫外線を浴びてしまうと、皮膚の奥から光の刺激に反応して肌が赤く反応します。日焼けとは違う、ボツボツとした発疹が伴った肌荒れになった場合は、酒さかもしれません。

アルコールや辛い食べ物の接種

アルコールや辛い食べのもが原因で酒さが反応する方は多いのではないでしょうか。私自身もそうですが、血行が促進されることが原因となる方はお風呂なども原因となる場合がほとんどなので、しっかり対策をしましょう。

花粉や化粧品の成分、アレルギー

花粉症やアレルギー性鼻炎などの何らかしらのアレルギー症状をお持ちの方は、それが原因となる場合もあります。

化粧品で肌荒れした経験のある方は、何かの成分が肌に合っていなかった場合があります。その成分が肌に炎症を起こさせ、酒さとなってしまうことも・・・。

肌の乾燥

肌が乾燥しバリア機能が弱まると、刺激を受け反応しやすくなってしまいます。刺激に弱い肌は少しの環境の変化にも影響を受けてしまうので、酒さを起こすきっかけとなり得ます。

強いストレス

私が酒さを発症したのは、猛暑日にスーパーへ出かけ重い買い物袋を両手に持ちながら、息子を抱っこ紐で抱えて帰っている途中でした。

今考えると、酒さが発祥する条件がそろっていますね。涙

当時も強いストレスがかかっていて、暴れる息子にイライラしていた時でした。。

ホルモンバランスの乱れ、変化

女性であれば出産によるホルモンバランスの変化もありますし、季節や体調による乱れもあります。私は出産後に酒さを発症したので、今振り返るとまさにこの原因もあったのだと思います。

遺伝

たくさん原因となり得るものを述べましたが、確実な原因は不明といわれているくらいなので、遺伝の可能性も捨てきれません。

ご家族や親せきに赤ら顔にお悩みの方はいませんか?その方は自分が「酒さ」であることをそもそも認識していない可能性もあります。もし心当たりがありましたら、是非その方にも情報を共有してあげてくださいね。

酒さの改善方法

前述したように、何かがトリガーになって発症するわけですが、そのトリガーを自分で認識しておくことが酒さ改善の大きなポイントです。

トリガーを避ける

お風呂などのアツい場所がトリガーであれば長風呂は避ける、体調の悪いときはアルコールや辛い食べ物は控えるなど、酒さを発症しそうなことはできるだけ避けて生活するようにしましょう。

内服薬や外用薬、レーザーを試す

一般的に酒さにアプローチするといわれている内服薬やゲルなどの外用薬は、皮膚科で相談し診断を受ければもらうことができます。

またレーザーでいうと「Vビームレーザー」というのが毛細血管拡張症に良いとされています。赤みに反応して血管を焼く治療なので、毛細血管拡張症にお悩みの方は試してみてもいいかもしれません。

ただ私自身はどちらも思ったような効果をえることができませんでした。

最後に私が辿りついたのは、シンプルな答えだったのです。

スキンケアを見直す

私の酒さを改善させてくれたのは、スキンケアでした。これまで美容医療に勝る治療なし、と考えてきた私ですが、酒さを発症し、日々のスキンケアがいかに大切なのかを痛感しました。

自分に合ったスキンケアに見直してから現在までの5か月間、私は一度も酒さを発症していません。これが何よりの答えなのだと思います。

私が使っているスキンケアについて知りたい方は、こちらをご覧ください。

まとめ

本記事では酒さの原因についてを詳しくまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。

今回で一旦「酒さシリーズ」は完結としたいと思います。

もし酒さや赤ら顔、毛細血管拡張症についてもっと知りたい、という方がいましたら、是非お問い合わせください。

実際に酒さを改善することに成功し、酒さとうまく付き合っていけるようになった私だからこそ伝えられることがあるかもしれません。

長いシリーズを読んでいただき本当にありがとうございました。

この記事がどなたかの参考になれば幸いです。

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