【実録】酒さと私の奮闘記〜敏感肌の私が酒さを改善するまで〜

赤ら顔、酒さ

ついにこの記事を執筆するときがきました…。肌が赤く炎症を起こし、吹き出物のような赤い発疹が出る酒さ。

私はある日突然、酒さになりました。

この記事のアイキャッチ画像は、酒さの症状が出ていた時の実際の私の肌です。(今でも見ると胸がキューっとなります・・・)

本記事では、私が酒さになった日から酒さを改善するまでの記録をまとめたいと思います。

私が酒さになった日

真夏。1歳半になる息子を抱っこしながら、近所のスーパーからの帰り道。

その日は猛暑日で、とてもとても暑かったのを覚えています。

息子は抱っこ紐の中で暴れていて、私はイライラしていました。軽い坂道を越えれば自宅というところで突然、顔中にぶわわっと何とも言えない痒みが走りました。「何⁉」ととても驚いたのですが、両手に買い物袋を持っていたので、痒みと不快感に耐えながら、なんとか家にたどり着きました。

息子を落ち着かせて、買ってきたものを冷蔵庫に入れて、やっと鏡を見たら、見たことのないくらいの赤い発疹が顔中にできていました。目で見て認識したとたん、顔中が熱を持っていたことに気づき、痒みも襲ってきました。

後に気づいたのですが、同時にその日私は敏感肌にもなりました。これまで使用していたスキンケアや化粧品を使うとすぐに肌荒れし、息子に顔を少し叩かれるなど少しの刺激でも、赤く発疹が出てしまうようになりました。

酒さの原因

当時は酒さという症状のことは知らなかったのですが、長時間紫外線を浴びたり感情が高ぶったりしたときに発症することがあるそうです。私の場合はお風呂やサウナなどの熱い場所自体がトリガーとなり、酒さが出る場合が多いと今では知っているので、長風呂をしないように気を付けています。

本当は今流行りのサウナも入りたいのですが、酒さ持ちも私には怖くて挑戦できません・・・。涙

他にも遺伝的なものやアルコールがトリガーとなる場合、化粧品の成分に反応したり、私のように何かのタイミングで突然症状がでることも。

ただ詳しい原因は今でも不明とのこと。

慢性的な赤ら顔の方や、血管が皮膚から浮き出て見えるなどの方は、毛細血管拡張症という症状も同時に発症しているかもしれません。私自身が酒さも毛細血管拡張症もどちらも経験しているので、もしかするとそういった方も多いのかな・・・と感じています。

酒さを改善した方法

前述したようにほんの少しでも肌に刺激を受けたり、合わない化粧品を使うだけで赤く反応してしまうようになった私の肌は、これまでのスキンケアではどうにも改善しませんでした。

酒さに効くとされている内服薬や、ゲルなどの外用薬も一通り試しましたが、私には合わないようであまり改善しませんでした。

Vビームレーザーという赤みに反応して毛細血管を焼くレーザー治療があるのですが、これも何度も試しました。毛細血管拡張症にアプローチするレーザーで、私はその症状もあったので治療を受けることができました。このレーザーは内服薬や外用薬よりは少し効果があったかな・・・と思います。ただレーザー治療というのは、どんなものでも数回で改善がみられることは少なく、回数を重ねて徐々に治療を進めていくものです。私の場合はその回数を重ねる前に自分なりの答えにたどり着いたので、効果についてはお話しできる体験談がなく、ここまでにしておきます。

もしVビームレーザーを試してみたい方がおられたら、症状によっては保険診療で受けることもできますので、取り扱いのある皮膚科に問い合わせをしてみて下さい。保険治療の場合は期間や回数、範囲に制限がある場合がほとんどなので(3か月1回など)、その辺りも聞いてみることをおすすめします。

ちなみに私は数か月も待っていられなかったので、自由診療で2週間おきに受けていました。そして酒さの症状全盛期に受けた際の痛みは、悶絶ものでした。。一番低い出力で当ててもらったのですが、それでも痛くて痛くて涙が出ました・・・。少し落ち着いた別の日に受けた時はそれほどでもなかったので、その時の症状の具合や体調によっても痛みは左右されますので、心づもりして行ってくださいね。

さて、本題です。私が酒さを改善できた理由ですが、それは・・・「スキンケア」です。

・・・え?という声が聞こえてきそうですが、本当です。

これまで私は美容医療に勝るものなし、と思っていましたが、酒さ持ちの敏感肌となり、いかに日々のスキンケアが重要かを痛感しました。

まず、どのような肌トラブルでも大きな原因となるのは「肌の乾燥」なのです。これについてはこちらの記事で詳しくまとめていますので、気になる方はチェックしてみてください。

ただどんなに保湿されるスキンケアでも、敏感肌で酒さ持ちの私にとって保湿ですら刺激になりえたのです。既存の商品ではもはや私に合うスキンケアはない。それなら、自分で納得する商品を開発してしまおう!と一念発起して化粧品ブランドを立ち上げました。

それが敏感肌でも使えるスキンケアブランド【HANA LABO】です。よかったらHANA LABOについて力説した記事も見てやってください。

もうお気づきかと思いますが、私は自分で開発したスキンケアを使って、酒さを改善したのです。いえ、正しくは「酒さとうまく付き合えるようになった」です。

おそらく酒さは完治することのない症状です。何かの拍子にぶわっと症状が出てしまうことは、今後もあるのだと思います。

ですが、HANA LABOのスキンケアを使うようになって5か月経った現在まで、酒さの症状は一度も出ていません。それはスキンケアだけの力ではなく、私自身が「何がトリガーになって酒さが出るのか」を知っていて、それを避ける生活をしているから、というのも大きな理由の一つです。

私の肌がどのように変化していったかは、こちらの経過レポートをご覧ください。写真付きでコメントを残しているので、参考になる方もいらっしゃるかもしれません。

まとめ

私がいかにして酒さとうまく付き合っていけるようになったのかをまとめましたが、いかがでしたでしょうか。

酒さとうまく付き合っていくために、スキンケアを見直すことは本当に怖いですよね・・・。また荒れたらどうしよう・・・と私自身も恐怖でした。

ですが、それなしには改善は見込めないのもまた事実です。

自分自身を実験台に、何度も何度も試行錯誤を重ねて開発したHANA LABOの製品は、私のようなひどい敏感肌で酒さ持ちでも使えるように処方を組んでいます。

酒さ、赤ら顔、毛細血管拡張症など、肌の赤みや痒みと戦っている方の一つの選択肢となれば幸いです。

この記事が肌の赤みに今悩んでいる方に届きますように・・・。

▼▼▼追記▼▼▼

【実録】酒さシリーズの第二弾、第三弾も心を込めて執筆しました。長編ですが、よかったらチェックしてみてください。

■第二弾「~スキンケア編~酒さを改善した私が考えるスキンケアとは」

■第三弾「~原因編~酒さの原因について考えてみた」

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